3月決算企業の第3四半期決算発表集計
3月決算企業の第3四半期決算発表が始まっています。先週はスタートしたばかりということもあって決算発表を行う企業も多くありませんでした。しかし、それでも24日には日本電産(6594)やディスコ(6146)などが決算を発表したほか、25日には富士通ゼネラル(6755)などが決算を発表しました。また、26日には信越化学工業(4063)や日東電工(6988)などが、そして27日には日立建機(6305)やファナック(6954)などが決算を発表しています。
そこでTOPIX500採用の3月決算企業を対象に先週の決算発表をまとめてみると、決算発表に株価が大きく反応する銘柄もみられました。例えば信越化学工業は主力の塩化ビニール樹脂などが好調で通期の営業利益の見通しを上方修正したことなどで株価が大幅高となりました。一方で日本電産は構造改革費用を計上することなどから通期の営業利益の見通しを下方修正したことで株価が大幅安となっています。
もう一つのヒント
31日の決算発表スケジュールは
3月決算企業の第3四半期決算発表がスタートしています。先週は始まったばかりということもあり決算発表を行う企業も多くありませんでした。しかし、今週は決算発表が本格化する予定です。こうしたなか31日はコマツ(6301)や富士通(6702)、アドバンテスト(6857)、SCREENホールディングス(7735)、JR東日本(9020)などが多くの企業が決算発表を予定しています。