政府は新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを、5月8日に現在の2類相当から5類に移行するとのこと。遅かったなぁと思いますが、これは人によって意見は違うでしょう。

マスク着用については、屋内・屋外を問わず、個人の判断に委ねる、とのこと。今までもマスクを着用する法律があった訳ではなく、個人に「お願い」していたところ、今度は個人に「委ねる」とのこと。

簡単に国民の様々な権利や行動について制限が出来ない日本の仕組みは、とても民主的で、多くの他国より優れていると私は思っています。だから立法しないでお願いしてきたところ、5類移行に伴って、「お願いを止める」なら判るのですが、「個人に委ねる」とは、なんか今までの状態を命令してきたみたいにすり替えているようで、或いは今後の感染状況の行方の責任をなんとなく個人に転嫁しているみたいで、私はこの言葉遣いが嫌いです。

当社に於いてはもう昨年の9月末から、マスク着用は各部室などの自主判断に任せてきました。自立精神は重要だと思っています。