2022年末の中国の総人口が、1961年以来実に61年ぶりに、前年比で減少に転じたとのこと。これは、出生率が1949年の建国以来最低に下がり、加えて新型コロナの影響もあって死亡率も1976年以来最高に上がったためです。この状況は、政府が以前から予想していたタイミングよりも約10年早いとのことです。人口世界一のポジションも、恐らくインドに抜かれたとのこと。

現在、世界は数十年ぶりに来た大きなインフレに直面していますが、そもそも世界人口の爆発は、この数十年の大きな、鉄板のトレンドだった訳ですが、もしかしたらこのトレンドも変わるのでしょうか。AI(人工知能)がどんどん進化し、一方で人間は減っていく。ちょっと未来の世界は、今からは想像も付かないような様相になっているのかも知れません。マーケットにも大きな影響を与えてくる可能性もあるので、注意を払っていきたいと思います。