上期は減益ながら第2四半期に増益に転じた3月決算銘柄は
10月下旬からスタートした3月決算企業の上期決算も11月中旬に終わりとなりました。その結果をみると円安の効果もあり増益を確保した企業が目立ちましたが、その一方で原材料高などが重荷となり減益となった企業も少なからずみられました。しかし、上期に減益となったものの第2四半期が増益に転じ回復の兆しがみられる銘柄もあります。
そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業を対象に上期(4-9月期)の営業利益は前年同期比で減益となったものの、第2四半期(7-9月期)の営業利益が第1四半期(4-6月期)の減益から増益に転じた銘柄をピックアップしてみました。例えばシスメックス(6869)では第1四半期の営業利益が前年同期比で25.3%減となりましたが、第2四半期に19.7%増となったことで上期の営業利益が0.3%減と小幅な減益に止まっています。