第2四半期が増益に転じたことで上期が増益となった3月決算銘柄は
10月下旬からスタートした3月決算企業の上期決算も11月中旬に終わりとなりました。日本経済新聞の集計によると上期の上場企業の経常利益は原材料高が重荷となったものの円安の効果もあり前年同期比で6%程度の増益となったようで、第2四半期が増益に転じた銘柄もみられます。
そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから第1四半期(4-6月期)は減益だったものの、第2四半期(7-9月期)に増益に転じたことで上期(4-9月期)が増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えば第1四半期の営業利益が年同期比で12.0%の減益だった富士フイルムホールディングス(4901)は第2四半期に38.3%の増益に転じたことで上期の営業利益が12.0%の増益となっています。