会社予想は据え置きながら上振れが期待されている12月決算銘柄は
10月の下旬からスタートした12月決算企業の第3四半期決算発表も11月中旬に終了となりましたが、それから3週間以上が経過したこともありアナリストによる業績や投資判断、目標株価の見直しもある程度進んだと思われます。そこで通期の会社予想とコンセンサス予想を改めて比べてみると、据え置きとなった会社予想をコンセンサス予想が上回る銘柄もみられます。
そのため今回は会社予想を据え置いたTOPIX500採用の12月決算企業のなかからコンセンサス予想が会社予想を上回り、業績の上振れが期待される銘柄をピックアップしてみました。例えばサッポロホールディングス(2501)では大幅な減益を見込む会社予想をコンセンサス予想が32%余り上回っているほか、MonotaRO(3064)でも小幅な増益を見込む会社予想をコンセンサス予想が8%近く上回っています。