二桁以上の増益となった12月決算銘柄は
3月決算企業の上期決算発表が10月下旬からスタートしていますが、それと並行して行われていたのが12月決算企業の第3四半期決算発表でそれも14日で終わりとなりました。そこでその結果をチェックしてみると増益を確保した銘柄も多くみられます。そのため今回はTOPIX500採用の12月決算企業のなかから第3四半期に二桁以上の大幅な営業増益となった銘柄をピックアップしてみました。
例えば住友林業(1911)では米国で住宅の値上げが浸透し利益改善が進んだうえ、円安の効果もあり第3四半期の営業利益が前年同期比で59.9%増となっています。また、SUMCO(3436)も主力の半導体シリコンウエハーでデータセンターや車載向けの需要が供給を上回る状況が続いていることから第3四半期の営業利益が前年同期比で2.2倍となっています。