東博(とうはく)の国宝展に行ってきました。東京国立博物館所蔵の国宝を一気に公開するという、東博150周年記念事業です。私は刀が案外好きで、それが一番の目当てだったのですが、実際、童子切安綱、厚藤四郎(短刀)、観世正宗、三日月宗近など、素晴らしいものを見ることが出来ました。聖武天皇の賢愚経残巻も素晴らしかった。奈良時代・天平時代の書跡は、とても丁寧でバランスが良くて好きです。

素晴らしい展示だったのですが、一つ思うことがありました。何でそれが重要文化財止まりではなく国宝なのか、極簡単な説明でいいので書いて欲しいと思いました。ふりがなを振る、何故凄いかを書く。この二つがあれば、老若関わらず楽しむことが出来ます。今回初めて法隆寺宝物館にも寄ってみました。圧倒的。こんな素晴らしい場所があったんだ。あらためて東博の底力を思い知りました。上野は気持ちいいし。もっと足を運びたいと思います。

良い週末をお迎え下さい。