3月決算銘柄の上期決算発表集計

先々週から3月決算企業の上期決算発表が始まっています。当初はスタートしたばかりということもあって決算発表を行う企業も多くありませんでした。しかし、それでも徐々に増え、今月は一昨日までの2日間でTOPIX500採用の3月決算銘柄に限っても40社を超える企業が決算を発表しています。そこで今回は1日と2日の決算発表をTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象にまとめてみました。

そのなかでもマーケットの注目度が特に高かったのがトヨタ(7203)とソニーグループ(6758)の決算発表です。1日の取引時間中に決算を発表したトヨタは通期の営業利益の見通しを2兆4000億円に据え置いたことで決算発表直後に売りが優勢となりました。一方で1日の引け後に決算を発表したソニーグループは通期の営業利益の見通しを1兆1100億円から1兆1600億円に上方修正したことから決算発表の翌日に株価が大幅高となっています。

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週明けの決算発表スケジュールは

先月20日のディスコ(6146)を皮切りにスタートした3月決算企業の上期決算発表が先週から本格化しています。こうしたなか来週も多くの企業が決算を発表する予定で、週明けも帝人(3401)や大林組(1802)、エーザイ(4523)、太陽誘電(6976)、オリックス(8591)などが決算発表を予定しています。

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