【米国株式市場】ニューヨーク市場

NYダウ:  32,732.95   ▼128.85  ( 10/31 )
NASDAQ:  10,988.15   ▼114.31  ( 10/31 )

1.概況

米国市場は長期金利の上昇が重石となるなか利益確定の売りが出て反落となりました。107ドル安でスタートしたダウ平均は朝方に274ドル安まで下落した後持ち直すと昼前にプラスに転じましたが、22ドル高で伸び悩むとマイナスとなり軟調に推移しました。結局ダウ平均は128ドル安の32,732ドルで取引を終え7日ぶりに反落となっています。

また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も114ポイント安の10,988ポイントと反落となっています。

2.経済指標等

10月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)は45.2と前月から低下し市場予想も下回りました。

3.業種別動向

業種別S&P500株価指数は全11業種のうちエネルギーを除く10業種が下げました。そのなかでもコミュニケーション・サービスと情報技術が1%を超える下落となっています。

4.個別銘柄動向

ダウ平均構成銘柄は30銘柄中24銘柄が下げました。そのなかでもインテル(INTC)が2%を超える下落となったほか、マイクロソフト(MSFT)とダウ(DOW)、アップル(AAPL)、コカ・コーラ(KO)、アメリカン・エキスプレス(AXP)、キャタピラー(CAT)、アムジェン(AMGN)、ナイキ(NKE)、ビザ(V)も1%以上下げています。一方でトラベラーズ(TRV)とゴールドマン・サックス(GS)、ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)、ウォルト・ディズニー(DIS)、シェブロン(CVX)、メルク(MRK)の6銘柄が上げ、トラベラーズ(TRV)は1%を上回る上昇となっています。

ダウ平均構成銘柄以外では、車載半導体のオン・セミコンダクター(ON)が決算で10-12月期の売上高見通しが市場予想を下回ったことで9%近く下げています。

5.為替・金利等

長期金利は0.03%高い4.05%となりました。ドル円は148円台後半で推移しています。

VIEW POINT: 今日の視点

本日の日本市場は米国株安を受けて軟調なスタートが予想されます。こうしたなか日経平均が節目の27,500円を維持できるかがポイントとなりそうです。また、本日は取引時間中にトヨタ(7203)が、引け後にソニーグループ(6758)が決算を発表する予定で注目を集めそうです。

( マネックス証券 シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之)