第1四半期の利益が50%を超える二桁増益となった3月決算銘柄は

7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も先月中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によるとこの第1四半期の上場企業の純利益は前年同期比で26%の減益となりました。しかし、大幅な赤字となったソフトバンクグループ(9984)の影響を除くと1割程度の増益だったようです。こうしたなか第1四半期の利益が前年同期比で大幅な伸びとなった企業もみられます。

そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから第1四半期の利益が前年同期比で50%以上の二桁増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えばコマツ(6301)では円安影響に加え、先進国を中心に建機価格を積極的に引き上げたこともあり第1四半期の営業利益が前年同期比で51.5%増となっています。また、富士電機(6504)でも電力を効率的に制御するパワー半導体が電気自動車や産業分野向けに伸びたことなどから第1四半期の営業利益が前年同期比で86.3%増となっています。

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