60%以上の増益を見込んでいた会社予想が10%以上上振れた3月決算銘柄は
先月下旬からスタートした3月決算銘柄の本決算発表も先週でほぼ終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によると2022年3月期の経常利益は世界経済が新型コロナウイルス禍から回復し、自動車やデジタル機器の需要が伸びたことなどから前期比で32%を超す増益となったとのことです。そしてこのような大幅な増益となるなか2022年3月期に会社予想を上回る増益を達成した銘柄も多くみられました。
そこで今回は60%以上の増益を見込んでいた会社予想が10%以上上振れた銘柄をTOPIX500採用の3月決算企業のなかからピックアップしてみました。例えばコスモエネルギーホールディングス(5021)は原油価格の高騰を受け資源開発が好調だったほか、在庫評価益も大きく膨らんだことなどから前期比で91.5%増を見込んでいた営業利益が45%近く上振れ前期比で2.3倍となっています。