アメリカで最近発表された研究では、子供たちは13歳以上になると母親の声よりも他人の声により注意を払うようになることが分かったとのこと。MRIなどで脳の状態を計測して分かったことで、"reward"(見返り、と訳すといいでしょうか)などに関わる脳領域(側坐核や前頭前野腹内側部)は、12歳までは母親の声で一番活性化し、概ね13歳以上では他人の声の方が活性化するようになり、要は見返りを得るために、13歳頃から、母親よりも外界の他人の声により耳を傾け、注意を向けるようになるとのことです。
なるほど!中学生ぐらいから親の云うことを聞かなくなるのは、生物的にそのように出来ていると云うことなんですね。ま、それはそうですね。親に一生頼って生きていける由もなく。社会に認められ、社会から報酬をもらわないと生きていけない訳ですから、このような機能の変化は、全く以て自然の摂理だと思います。でも、もっと昔に知りたかったです!