決算発表後に目標株価の引き上げがみられる12月決算銘柄は
1月の下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表と並行して行われていたのが12月決算銘柄の本決算発表でそれも先月中旬に終了となり、それから1ヶ月程度が経過しています。そのためアナリストによる業績や投資判断、目標株価の見直しも一通り進んだと思われます。そこで今回は1月26日から2月4日に決算を発表したTOPIX500採用の12月決算企業のなかから決算発表後に目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのがキヤノン(7751)で、2021年12月期の営業利益が需要が底堅いミラーレス一眼で新型機を積極投入したことなどで急回復をみせたことや、2022年12月期の営業利益もカメラやプリンターの回復をテコに二桁の増益となる見通しで6社が目標株価を引き上げています。また、ヒューリック(3003)や日本電気硝子(5214)、中外製薬(4519)でも決算発表後に2社が目標株価を引き上げています。