韓国の大統領選、1%未満の僅差で勝敗が決するという結果になりました。アメリカの大統領選も同様ではありましたが、韓国の政治はポピュリズム的な性格が強いので、アメリカ以上に今後の政治が難しいでしょう。反対側の意見を聞かなければ次回の選挙では負けて、そして韓国では多くの例で大統領は反対側に負けて退任後逮捕されてきましたし、一方反対側の意見を聞けば、それこそポピュリズムの最たるもので、それでは何のために選挙をしたのかも分からない。中々悩ましいです。

日本は、良くも悪くも平和です。しかし平和だからこそ、その恩恵を最大限に実現すべきで、他国に比べれば政治は「決める」ことが出来る筈で、もっと決めるべきことを決めて前進して欲しいと思います。色々な意味で、日本の政治にとって、未来から振り返ると大きな分岐点になる年になる気がします。投資活動においても、その点について注目していきたいと思います。