最高益更新となった12月決算銘柄は
1月の下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表も先月中旬に終了となりましたが、それと並行して行われていたのが12月決算銘柄の本決算発表で、日本経済新聞の集計によると2021年12月期の純利益は前期比で2.5倍と急回復をみせたとのことです。そしてこうしたなか2021年12月期に最高益を更新した銘柄も幾つかみられます。
そこで今回はTOPIX500採用の12月決算銘柄のなかから2021年12月期の営業利益が最高益となった銘柄をピックアップしてみました。例えばキヤノンマーケティングジャパン(8060)は中高級のミラーレスカメラや交換レンズの販売が好調だったことや、企業向けのITサービスやデータセンター事業も伸びたことなどから2021年12月期の営業利益が前期比で27%近い増益となり2007年12月期の最高益を14年ぶりに更新しています。