営業利益の実績がマーケットの期待を大きく上回った主な12月決算銘柄は
1月の下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表も先月中旬に終了となりましたが、それと並行して行われていたのが12月決算銘柄の本決算発表で、日本経済新聞の集計によると2021年12月期の純利益は前期比で2.5倍と急回復をみせたとのことです。そしてこうしたなか2021年12月期の実績がマーケットの期待を大きく上回った銘柄もみられます。
そこで今回は2021年12月期の営業利益の実績がコンセンサス予想を1割以上上回った銘柄をTOPIX500採用の12月決算企業のなかからピックアップしてみました、例えば資生堂(4911)では新製品の投入もあり高価格帯のスキンケア製品の販売比率が高まり採算が改善したことなどから2021年12月期の営業利益がコンセンサス予想を18%近く上回っています。また、シマノ(7309)も新型コロナウイルス禍での高級自転車ブームを背景に2021年12月期の営業利益がコンセンサス予想を12%近く上回っています。