ANAホールディングスの2021年10-12月期の連結営業損益が1億円の黒字だったとのこと。新型コロナ騒動が始まってから実に8四半期ぶり(2年ぶり)に営業黒字に転換しました。国内線旅客の回復と国際線貨物の好調が牽引とのことですが、去年3回アメリカに出張した私の実感としては、この結果には驚くと共に、この苦しい状況の中で社会インフラを維持し、かつ様々な工夫と努力と何よりも情熱で、このような業績を創った会社に、私は尊敬の念を持つことを禁じ得ません。
3回の海外出張で見たもの、それはほぼ人っ子ひとりいない空港と、ほぼ誰も乗っていない機内でした。それでもクオリティもサービスレベルも落とさず、水際対策関連などでは航空会社として云われてもしょうがない文句や悪態にも嫌な顔せずに対応し、そう云った場面に私は接してきたので、この黒字の重みが、ちょっとでも分かる気がします。頭が下がります。早く本当に経済活動が全開になる日が来るといいですね!