ファイザーの新型コロナウイルス感染症・経口薬パクスロビドに対して、米食品医薬品局(FDA)は緊急使用許可を正式に出しました。これはとても大きなゲームチェンジャーになるでしょうか。経口薬があれば、新型コロナに対して医師・病院は一気に大幅に柔軟に対応出来るようになり、新型コロナは風邪やインフルエンザの一種のようになるでしょうか。

医療対処法が明らかになってきたことやワクチンのおかげで、重症化リスクは以前より大きく減ったと思いますが、一般の医師が簡易に治療できる経口薬という武器、手段を持つと、新型コロナ医療体制は一気に大幅に拡張され、限られた数のより深い治療が必要な人だけに特別な医療体制を集中できるので、社会のストレスは一気に減るように、私には思われます。この2年間見慣れてきた風景が一気に変わるかも知れない。そんな希望を パクスロビド  には感じます。

オミクロン株の正体や、オミクロン株に対する対応次第では、見える風景はこれまた変わってしまうかも知れません。でも私は楽観的な希望を持ちたいと思います。今まで何度も云われてきたリオープン、経済再開とは違う次元での正常化の可能性を考えて、色々な対応を考え始めたいと思います。