ニューヨークで、次から次と会議をしています。そして毎晩ビジネスディナー。ディナーは、ぎゅうぎゅう詰めに座って、怒鳴るように大きな声で喋って、それでうるさいので更に大きな声で喋って、因みにミーティングもディナーも握手してハグします。コロナのことは普段あまり気にしていない私ですが、それでもビビります。いや、ビビりました。人間とは面白いもので、恐ろしく急速にそれに慣れます。街も12月の飾り付けがされて明かりが点くので夜は大混雑。マスクをしている人はまばら。一方でワクチンのブースター接種も進んでいます。
ワクチンを打ちながらマスクも外して暴露する。がんがんに牛肉を食べながら地球温暖化を大声で心配する(牛は大量に穀物を食べ、穀物栽培のために二酸化炭素を吸う森林が開拓され、或いは牛はゲップをしてメタンを吐き、それは二酸化炭素よりも遙かに大きい温室効果をもたらします)。給料をどんどん上げ、しかし物価もどんどん上がる。アメリカ人は常に或る意味効率悪く両建てで二つ背反することを推し進める傾向があります。変わってるなぁ。
此の地にいると、早くブースター接種を打ちたくなります。しかも誰でも(私でも)簡単に打てるし。と、一瞬思ったのですが、ブースター打って熱が出たら帰国する飛行機に乗れなくなって、そうなると予約済みのチケットがなくなりますからいつ帰国できるか分からなくなってしまいます。だから打てないな。一々プラスとマイナスを考えなければいけない、面白い所です、アメリカは。
そんなところで(現地時間で)もう2営業日、充実したビジネス活動をしたいと思います。