今年も残すところ1ヶ月となりました。そこで今年を振り返ってみると年初に27,000円台だった日経平均は2月中旬に30,000円の大台を回復しましたが、その後新型コロナウイルスの感染拡大もあって伸び悩むと8月には27,000円まで調整し今年の安値を付けました。しかし、9月に入って急速に水準を切り上げると30,000円台を再び回復し今年の高値を付けました。その後30,000円を前に上値が重くなった日経平均は南アフリカで新型コロナウイルスの変異株が確認されたことで足元では28,000円を割り込む水準まで調整しています。
こうしたなか今回は目標株価が年初に比べて大きく上昇したことで年明け以降も値上がりが期待できそうな銘柄を取り上げてみました。具体的には目標株価コンセンサスが年初に比べて50%以上上昇し、その目標株価コンセンサスが足元の株価を20%以上上回る銘柄をピックアップしてみました。例えば目標株価コンセンサスが年初に比べ2.6倍となった商船三井(9104)では目標株価コンセンサスが株価を45%余り上回っています。