新型コロナウイルスの変異株、オミクロン株のことで世界が騒がしいです。先ず名前の付け方。WHOは、ルールで順番通りだと、ギリシア文字の13番目「Nu」になるところ、英語の「New(新しい)」と混同されやすいとそれをスキップし、更に14番目のギリシア文字「Xi」は習近平国家主席の名字「習」の英語表記と一緒で、特定地域を連想させるということでこれもスキップし、ギリシア文字15番目の「Omicron」にしたというもの。まぁ分からんではないですが、WHOのテドロス事務局長の中国に対するへつらい方に信頼がないので、どうしても色々詮索されてしまうでしょうね。信頼=クレディビリティとは斯くも重要なものです。

そしてアメリカではファウチ首席医療顧問が、「オミクロン株はほぼ必ず最終的には世界中に広がることになる」「米国で確認されても私は驚かない」と発言したようですが、週末にメトロポリタン美術館に寄ったら、世界中からの人をせっせと入館させて、かなり混雑していて、全然神経質にもなっていませんでしたから、さもありなんという感じです。アメリカはもう、何があってもコロナとは共存していくのだと、強く決め切った感じがあります。こちらは信念でしょうか。お国柄ってありますよね。

さて日本はどうなることやら。過剰でもなく、過小でもなく、日本の実態に合わせた適切な反応と対応をしてもらいたいと思います。