第3四半期の進捗率が80%以上となった12月決算銘柄は

先月下旬からスタートした3月決算銘柄の上期決算発表と並行して行われていたのが12月決算銘柄の第3四半期決算発表で、それも3月決算銘柄の決算発表より一足早く先々週末で終わりとなりました。そしてそのなかには新型コロナウイルスワクチンの普及などにより経済の正常化が徐々に進んでいることなどから通期の業績予想を上方修正する銘柄もみられましたが、その一方で今後の見通しに慎重で通期の業績予想を据え置く企業もありました。

しかし、通期予想を据え置いた銘柄のなかにも第3四半期の実績が通期予想に対して高い進捗となったものもみられます。そこで今回は営業利益の通期予想に対する第3四半期の進捗率が80%以上となった銘柄をTOPIX500採用の12月決算企業のなかからピックアップしてみました。例えば欧米で新型コロナウイルス禍で滞っていた経済活動が再開され製氷機の販売が好調だったことなどで第3四半期の営業利益が前年同期比で25%を超える増益となったホシザキ(6465)では通期予想に対する進捗率が91%余りとなっています。

通期予想は据え置きながら第3四半期の進捗率が80%以上となった12月決算銘柄はこちらからチェック(PDF)