週末に、ちょっと理由があって、京都に行ったのですが、散歩中にふらっと入ったお寺に並んでいた薄いパンフレットをぱらぱらっと見たら、大徳寺真珠庵が特別公開しているのを発見しました。なんと、なんと、なんとぉ~!私はもう半世紀ほど前から、何度も何度も真珠庵に行こうとしても公開日時が合わず、いつも入り口の手前から眺めて想像するばかりだったので、これは千載一遇のチャンスです。
真珠庵と云えば、天皇の命で大徳寺を再興した一休和尚が開いた塔頭です。襖絵もお庭も茶室も、渋~~~い!いいぃ~~~!と云うか、半世紀も待ったと云う事実が、背景が、興味を高く引き上げ、注意力をとても強くし、そして心という印画紙の性能を良くすると同時に、特別な色合いを引き出せるようにしたのだと思います。
ところで京都は、未だ未だ場所によって斑(まだら)ではありますが、随分と人出が戻っていました。経済も文化的生活も再起動!このままスムースに行くことを、強く願い信じたいと思います。