12月決算銘柄の第3四半期決算発表集計
3月決算銘柄の上期決算発表が先月下旬からスタートしていますが、それと並行して行われていたのが12月決算銘柄の第3四半期決算発表で、それも3月決算銘柄の決算発表より一足早く先週で終わりとなりました。そこでTOPIX500採用の12月決算銘柄を対象にその決算発表をまとめてみると、通期予想に対する進捗率で株価の反応が明暗を分けるケースもみられます。
例えば11月10日に決算を発表した昭和電工(4004)は第3四半期の営業利益が719億円となり通期予想に対する進捗率が84.7%となったことから決算発表翌日に株価が大幅高となっています。一方で10月29日に決算を発表したMonotaRo(3064)は第3四半期の営業利益が前年同期比22.1%増となりましたが、通期予想に対する進捗率が71.1%に止まったことで決算発表翌日に株価が大きく下げています。