株式投資では株価の値上がりに関心が向かいやすいといえます。しかし、株式投資には配当や株主優待といった魅力もあります。11月決算の銘柄は3月決算の銘柄と比べて企業数が限られますが、それでも魅力的な配当利回りのものを幾つかみつけることができます。そこで今回は11月末決算銘柄のなかから配当利回りが1.5%以上のものをピックアップしてみました。

そのなかには配当利回りが3%を超える銘柄もあり、ジャステック(9717)では配当利回りが3%台後半の水準で期末一括配当となっています。また、サムティ(3244)とトーセイ(8923)、サーラコーポレーション(2734)、アステナホールディングス(8095)でも3%を超える配当利回りとなっており、トーセイも期末一括配当となっています。なお、取り上げた銘柄で象印マホービン(7965)と北恵(9872)の権利付き最終売買日は11月17日で、そのほかの銘柄は11月26日が権利付き最終売買日となっています。

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もう一つのヒント

週明けの決算発表スケジュールは

先月からスタートした3月決算企業の上期決算発表が先週から本格化しています。こうしたなか来週も多くの企業が決算を発表する予定で、週明けの8日も大林組(1802)や清水建設(1803)といった大手ゼネコンや住友金属鉱山(5713)、いすゞ(7202)、ソフトバンクグループ(9984)などが決算を発表する予定です。

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