総選挙が終わりました。コロナ、エネルギー、安保、財政、成長、そして高齢化、我が国が直面する課題は多くて大きいものばかりですから、この新しい国会で、非難の応酬ばかりではなく、ちゃんと問題解決に向けた議論を進めてほしいものだと、心の底から思います。選挙は、何も変わらなかったようで、案外世代交代も進んでおり、有権者は現在よりも未来のことを心配していることを現しているように思えます。今日の日本株は大きく上昇しましたが、それは単なる与党の安定議席数確保に対する安心感ではなくて、上に書いたような期待の現れだと、国会に於いては受け止めて欲しいですね!
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。