決算発表後に5社以上が目標株価を引き上げた3月決算銘柄は
7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も8月中旬に終わりとなりましたが、それから2カ月以上が経過したことからアナリストによる業績や投資判断、そして目標株価の見直しも随分と進んだと思われます。そこで今回は8月4日に決算を発表したTOPIX500採用の3月決算企業を対象に決算発表後に5社以上が目標株価を引き上げたもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが特に目立ったのがイビデン(4062)で、新型コロナウイルスが流行してテレワークやオンライン教育が普及しパソコン向け電子部品の供給が好調だったことなどから第1四半期の営業利益が前年同期比で2.4倍となったことで13社が目標株価を引き上げています。また、伊藤忠商事(8001)でも決算発表後に9社が目標株価を引き上げています。