決算発表後に5社以上が目標株価を引き上げた3月決算銘柄は
7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も8月中旬に終わりとなりましたが、それから2カ月以上が経過したことからアナリストによる業績や投資判断、そして目標株価の見直しも随分と進んだと思われます。そこで今回は8月2日と3日に決算を発表したTOPIX500採用の3月決算企業を対象に決算発表後に5社以上が目標株価を引き上げたもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが目立ったのがダイキン工業(6367)で、通期の営業利益の見通しを2700億円から2900億円に引き上げ最高益を更新する見込みとなったことで10社が目標株価を引き上げています。また、JSR(4185)と三井物産(8031)でも決算発表後に8社が目標株価を引き上げたほか、塩野義製薬(4507)と三菱商事(8058)でも7社が目標株価を引き上げています。
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来週前半までの決算発表スケジュールは
3月決算銘柄の上期決算発表がスタートします。始まったばかりということもあって決算を発表する企業はまだ多くはありませんが、本日もディスコ(6146)が決算を発表するほか、明日はジャフコグループ(8595)が決算を発表する予定です。また、週明けはコーエーテクモホールディングス(3635)が、そして26日は日立建機(6305)や日本電産(6594)、日東電工(6988)などが決算発表を予定しています。