上方修正で二桁増益予想がさらに大幅な増益予想となった銘柄は

7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も8月の中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によると経済の再開が進んだことで自動車や鉄鋼、海運など幅広い業種で業績の回復がみられ、この第1四半期の純利益は前年同期比で2.8倍となり、四半期決算が義務付けられた2008年以降では第1四半期として3年ぶりに最高益を更新したとのことです。

こうしたなか通期の業績予想を上方修正した企業も多くみられます。そこで今回は上方修正で二桁の増益予想がさらに大幅な増益予想となった銘柄をTOPIX500採用の3月期決算銘柄のなかからピックアップしてみました。例えばアドバンテスト(6857)は半導体の需要拡大を背景に試験装置の急速な受注増が続いていることなどから通期の営業利益の見通しを上方修正したことで前期比で20%余りの増益予想が41%を超す増益予想となっています。

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