通期予想に対する上期実績の進捗率が6割以上となった主な12月決算銘柄は
先月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期の決算発表ですが、それと並行して行われていたのが12月決算銘柄の上期決算発表でそれも先週末で終わりとなりました。その結果をみると経済の正常化が徐々に進んでいることもあって通期の業績予想の達成に向けて順調な折り返しとなった企業も多くみられます。
そこで今回は営業利益の通期予想に対する上期実績の進捗率が6割以上となった銘柄をTOPIX500採用の12月決算銘柄のなかからピックアップしてみました。例えば資生堂(4911)では新型コロナウイルス禍で落ち込んだ化粧品の販売が中国など海外で伸びたことなどから上期の営業利益が黒字に転換し通期予想に対する進捗率が85%余りとなっています。