海外出張帰りの2週間の自己検疫期間が、ようやくこの週末で終わります。この2週間自己検疫、その人の仕事内容や働き方にもよるとは思うのですが、少なくとも私の場合は生産性を維持するのが大変で、何より心身の健康を保つのに苦労しました。

私は少なくとも9月と11月に、どうしてもまたアメリカに出張せねばならない事情があり、今から気が重いです。出張自体は苦にならないし、出張先での行動制限は一切ありません。レストラン屋内での飲食にワクチン接種済み証明を求めるようになるかも知れませんが、これも日本でワクチンパスポートの発行を受けられるので問題ありません。問題は帰国してから2週間の行動制限(要請)が掛かることです。ワクチン接種済みであることは関係なし。

今年あと2回アメリカ出張をすると、今年の残り5ヶ月弱のうち、1ヶ月弱は行動制限を受けて自己検疫となる訳で、即ち今年後半の20%が自己検疫期間に当たる訳で、これはちょっと考えてしまいます。因みに欧米各国と比べて、この日本のやり方は最も厳しい部類で、かつワクチン接種済みか否かに全く関わらないやり方も珍しいです。そして感染状況は、最近大きく増えてはいますが、それでもアメリカ等と比べると遙かに少ない状況。海外の企業を相手に経済活動をしていく上で、もう少し科学的に合理的な、傾斜を付けた、自己検疫実施方法は採れないものか、考えて欲しいと思う次第です。

ところで居所確認のビデオ電話は、今のところ午前9時から午後5時までの間のみです。色々日本的だなぁ。良い週末(三連休だ!)をお迎えください。