3月決算銘柄の第1四半期決算集計速報
先週から3月決算企業の第1四半期の決算発表がスタートしています。スタートしたばかりということもあって決算を発表する企業はまだそれほど多くありません。しかし、TOPIX500採用の企業に限っても昨日は1日で15社が決算を発表しています。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に28日の決算発表を早速まとめてみました。
その結果をみると昨日は通期の業績予想を上方修正する企業が目立ちました。例えばアドバンテスト(6857)は高速通信規格5G対応のスマホや高性能コンピューターなどに搭載する半導体の高性能化を背景に検査装置の需要が膨らんでいることなどから通期の営業利益の見通しを850億円から1000億円に引き上げたことで一転して最高益を更新する見込みとなっています。また、日産(7201)やSCREENホールディングス(7735)などでも通期の営業利益の見通しを引き上げています。
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もう一つのヒント
明日の決算発表スケジュールは
3月決算銘柄の第1四半期決算発表が先週からスタートしています。当初は決算を発表する企業も多くありませんでしたが、それも今週に入って徐々に増えています。こうしたなか明日は決算発表の集中日で数多くの企業が決算発表を予定しており、商船三井(9104)や清水建設(1803)、武田薬品工業(4502)、コマツ(6301)、マツダ(7261)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411)、KDDI(9433)などが決算を発表する予定です。