今日は七夕です。陽数(奇数)が重なる重陽の日ですが、笹船や雛を流すように、穢れや何か良くないことを流し切って、「切り替える」のに良い日です。
私は今までの道を肯定して、そうしてちゃんと立つことが出来て、前進しようとするタイプです。私は音楽が好きで多くの歌も好きですが、その中でも浜田省吾の「君と歩いた道」や、Joe Walshの「Life's Been Good」は、とりわけ大好きな歌です。大好きな歌なのですが、私は単に手放しで人生を全て肯定するのではなく、あの手この手でもがいて、足をバタバタとさせて、私なりに必死に自らの人生を握りしめているような人間であり、これらの歌も、恐らくその裏にはそんな生き様があるのではないかと思います。
重陽の日(それは全て節供な訳ですが)に何かを流して切り替えて前に行こうとしたのは、先人達の知恵です。今晩は、七夕らしい夜を過ごしたいと思います。