お花見の季節です。当社では昔から案外盛大にお花見をやってきました。公園や川岸の場所取りをし、いっぱいお酒を持ち込んで、寒い中で寄り添うように密になって飲んで、更にカラオケで二次会。もちろん今は出来ません。しかし単に今出来ないだけでなくて、そのようなノリはもう戻って来ないのかも知れません。
若い社員による場所取りも、おつまみ皿に右手を素手で突っ込み、左手の紙コップに一升瓶から日本酒を注ぐのも、全て「平成まではそんなことしてたね」となってしまうのかも知れません。それともいずれ戻って来るのかなぁ。お花見の本来の主旨は、八代将軍吉宗がデザインしたように、一緒に花を愛でて、お互いに仲良くなって、相互理解を深めることです。そう考えると、場所取りも、おつまみ皿も、コップ酒も、必須ではありません。だからなんとかなるか。
しかしなぁ。密じゃないと話も進まないしなぁ。どうしたものか。新しいお花見をデザインしないといけませんね。お花見好きのひとりごとでした。良い週末をお迎えください！
