とてもプライベートな話で、21年以上書いてきた5000回以上にわたるつぶやきの中でも極めて異色ですが、今日は法事について書きたいと思います。この週末(昨日)に、兄の四十七回忌と祖母の五十回忌を併せて執り行いました。兄の法要は、私はずっとやって来ているのですが、祖母の命日も同月で、ちょうど四十七回忌と五十回忌が重なるので、今回併せての法事となったのです。

この年月は、とても長いようで、とても短いようにも感じます。そしてこの行事は、大ごとのようで、ごく日常のようにも感じました。遠くにいるようで、実はすぐ近くにいるようにも感じます。梅の花が咲く頃は、私にとっては特別な季節です。昨日は梅や沈丁花の香りが日だまりに漂っていました。

年年歳歳花相似 歳歳年年人不同(ねんねんさいさいはなあいにたり さいさいねんねんひとおなじからず)ー唐の時代の七言古詩の一句です。この詩については、私は何度もこのつぶやきで書いてきました。色々な見方の出来る、味わいのある詩です。今日もまた、この意味を噛みしめたいと思います。