20%台の増益となった3月決算銘柄は
先月下旬からスタートした3月決算銘柄の第3四半期決算発表もほぼ終わりとなりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で減益となり厳しい決算となった企業も目立ちました。しかし、こうした環境のなかでも増益を確保し健闘した銘柄もみられます。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから第3四半期の利益が前年同期比で20%台の増益となったものをピックアップしてみました。
例えば日本電産(6594)ではパソコンやゲーム機など向けの小型モーターが好調だったことや全社でのコスト削減活動も寄与し第3四半期の営業利益が前年同期比で24%の増益となっています。また、日東電工(6988)でも回路基板の受注が想定以上に拡大していることやパソコンやタブレット端末向け光学フィルムの販売も伸びていることで前年同期比で26%余りの増益となっています。