3月決算銘柄の決算集計速報
今週から3月決算銘柄の第3四半期決算発表がスタートしていますが、まだ始まったばかりということもあって決算を発表する企業は多くありません。しかし、TOPIX500採用の3月決算銘柄に限っても昨日までに15社が既に決算を発表し、そのなかにはマーケットでの関心の高い企業も含まれています。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に25日から27日までの決算発表をまとめてみました。
そのなかで通期の営業利益の見通しを上方修正したのは6社で、例えば日本電産(6594)ではパソコンやゲーム機向けの小型モーターが好調だったことなどから通期の営業利益の見通しを1400億円から1550億円に引き上げています。また、日東電工(6988)でも今期から量産を始めたスマホ向け高精度基板など好採算の製品の販売が拡大していることなどから通期の営業利益の見通しを750億円から900億円へと引き上げています。
もう一つのヒント
明日の決算発表スケジュールは
今週から3月決算企業の第3四半期決算がスタートしています。当初は決算を発表する企業もそれほど多くありませんでしたが、それも徐々に増え明日は決算発表の集中日となります。こうしたなか明日は取引時間中に商船三井(9104)や清水建設(1803)、ヤクルト本社(2267)などが決算を発表するほか、引け後にはコマツ(6301)やTDK(6762)、村田製作所(6981)、JR東日本(9020)、KDDI(9433)などが決算を発表する予定です。