卓球・全日本選手権、女子シングルス決勝で、石川佳純選手が大接戦の末、伊藤美誠選手に対して大逆転勝利しました。本当にいい試合だったと思うのですが、私が特に興味を持ったのは、ゲームカウント3対3で最終の第7ゲームを迎え、終盤9対9になった時、これは即ちマッチポイントの1ポイント手前な訳ですが、その瞬間に伊藤選手が笑ったことに対する観察です。
私はそれを見て、その直前4ポイント連取した伊藤選手の余裕の笑いだと思ったのですが、インタビューで石川選手は、「あ、緊張してるんだな。お互い様だな」と思ったと云うのです。なーるほどー!果たして、そこから石川選手は2ポイント連取して優勝となりました。勝負師ですね。観察が鋭いのか、或いは気の持ちようなのか。後者の方が重要かも知れません。とても印象に残る試合でした。私も何かを見習いたいと思います!