Pfizer(ファイザー)/BioNTech(ビオンテック)の新型コロナウイルス感染症予防ワクチン(BNT162b2)の第3相試験の最初の途中解析の有効性が90%を超え、今月15日以降に米国FDAに認可申請される予定とのこと。安全性についても深刻な懸念は発生しておらず、治験は計画通り続けられる予定で、年内に世界で5000万回分の提供が可能とのこと。日本もこのワクチンの供給を受けるようです。

素晴らしいニュースですが、例によって色々と考え込んでしまう私は、少なくとも2つのことが気になります。ひとつは、PfizerのCEOは否定していますが、このニュースは敢えて大統領選のあとに公表したのか?と云うこと。このニュースがもっと早く出てたら、トランプに追い風だったかなぁ。関係ないかなぁ。ま、関係なかったことにしましょう。

もうひとつは、もし私がこのワクチンを打てるようになったら、打つかどうか?と云うこと。悩みます。今の日本人の新型コロナウイルスの感染数、このウイルスを原因とする重症数などを考えると、元々自然免疫があるか、或いはBCGワクチンなどを起因にエピジェネティクスが書き換えられて、新型コロナウイルスに近いウイルスに対する免疫が高くなっている可能性があるとも思われるので、新しくワクチンを打つとどうなるのか、今後、様々な科学者の方の話を聞いて、自分なりにも考えていきたいと思います。