アメリカ大統領選。一昨日私がつぶやきに書いた、ほぼその通りになりました。バイデン大きく優勢と云うことはなく、完全な五分五分。私個人的には、トランプが勝つ方に賭けたい。尚マーケットはかなり正確に織り込んでいるので、トランプかバイデンかで向きは違うが、大きな波乱にはならない。このつぶやきを書いているのは日本時間の午後4時頃ですが、自画自賛ではありますが、ドンピシャリではありませんか。ま、でもまだ分かりません。事前投票のカウントもありますし、中々白黒ハッキリ付かないでしょうね。

しかしトランプが勝てば、そら見たことか!とトランプ支持者はなり、一方でアンチ・トランプの声もくすぶり続けるでしょうから、なんかスッキリしません。でもそれって今までの数年間と大差ないでしょう。一方バイデンが勝っても、ほぼ完全に五分五分だったという事実は、バイデンと民主党と、何よりもアメリカという国に、重くのしかかるでしょう。

トランプの政策で一番潤っているのは、低い法人税などを背景に北東部と西海岸だと思うのですが、そこではバイデンが勝ち、内陸部と南部はトランプが勝つというのも、かなり皮肉的な結果です。実際自分たちが政策にどのような影響を受けているかよりも、教育水準と民主党支持・共和党支持の相関の方が遙かに高いように見えます。即ち、知識層は、メディアも含めて、民主党支持が多く、教育水準の低い層は共和党支持が多い。人種との相関よりも、教育水準との相関の方が高いのではないでしょうか?

これは重い問題です。そういう分断を作ってしまったことが、アメリカの問題ではないでしょうか。アメリカという国を私は好きです。どちらが大統領になっても、この問題にしっかりと取り組んでいって欲しいと思います。しかしそんな論点あまり出てないので、多分すぐには取り組まないと思うのですが、ちゃんと気付いて欲しいです。

でもなぁ、どうせぐちゃぐちゃなら、私は個人的にはトランプに大統領してもらいたいと思っています。私はアメリカ北東部や西海岸では異端扱いかも知れませんが!