宇宙飛行士・野口聡一さんを乗せたスペースXの新型宇宙船クルードラゴンは、10月31日に打ち上げることが決まったとのこと。その後野口さんら飛行士4名は、国際宇宙ステーションで半年過ごすとのこと。カッコいいなぁー。

しかしイーロン・マスクって、本当に凄いと思います。NASAがやって来た様々な宇宙事業を、民間企業として次々に取って代わっている訳です。衛星の打ち上げ、そして有人ロケット。イーロン・マスクはテスラも経営してますが、これは米株式市場のテクノロジーセクターを牽引していて、同時に中国からのパーツの輸入制限に絡んでトランプ政権を提訴しています。で一方ではアメリカ国の最重要戦略の一つである宇宙産業の重要な大黒柱になっています。こんな人がいるのも、国との間でこんなやり取りがあり得るのも、アメリカの強さですね。

大統領選は醜いドロドロの闘いの様相ですが、アメリカという国やマーケットの強さ・良さは、それによって壊れない、というのも凄いです。というか壊れないで欲しいです。クルードラゴンの打ち上げを見上げて、少しは清々しい気持ちで大統領選に臨んで欲しいですね。