週末に、ほんのちょっとだけ海を感じに行きました。ほんの2時間くらいなんですが。海は還るべき絶対番地のような気がして、いつ行っても本当にいいものです。

思い出深いのは高3の12月、大学受験勉強をほとんどしてなかった私は、12月も3大予備校の模擬試験を3週連続で取っていたのですが、実際に受けたのは3週目のみ。1週目は友人の家に行き一日中話していて、2週目は冬の海にひとりで行って、一日中ぼうっと海を眺め、人生を考える、のような雰囲気を気取ったのでした。この1週目と2週目は、順番が逆だったかも知れません。そして3週目に初めて模試を受け、惨憺たる内容で、ようやく諦めて受験勉強に集中した次第でした。

以来、私は度々、海に還っていったのでした。今日は、そのような意味とはちょっと違う、「海に還るプロジェクト」に参加することが出来ました。坂口安吾の小説に、「私は海を抱きしめていたい」というのがあります。この作品も、私は大好きです。海は、キリなくいいですね!