猛暑です。日本各地で40度を超す猛暑で、多くの地点で最高気温記録を更新しています。昨日は国内最高気温の史上1位タイも出たようです。一方アメリカ・カリフォルニア州でも54.4度(華氏130度)を記録し、正式に認定されれば世界で史上3位、8月では史上最高記録になるとのこと。地球温暖化でしょうか?

しかし世界ではコロナ禍のせいで、飛行機もほとんど飛ばず、経済活動は低迷し、CO2(二酸化炭素)排出量は、近年では記録的に少ないはずです。先進各国のGDPが、軒並み前年比で30~60%も低い訳ですから、当然です。私は昔から何度も何度も、地球温暖化ではなく気候のディスロケーション、即ち気候の分布が地球上でずれているのではないか?そして譲って地球温暖化を認めても、その原因はCO2ではなく、太陽の黒点活動とか地軸のぶれとか色々考えられ、CO2と地球温暖化の間の相関関係は証明されていないのに、あまりにも短絡的に原因をCO2に決めつけていないか?と訴えてきました。

今こそ世界は、コロナ禍の中での巨大実験を図らずも実施した訳ですから、この相関関係の有無、そして延いては地球温暖化、或いは気候のディスロケーションの原因の究明を真剣に行うべきではないでしょうか?CO2一派が最近沈黙しています。世界はきちんと議論すべきだと思います。