思い掛けず、昨日の日経新聞夕刊の「ニュースなこの日」というコーナーに取り上げられたのですが、20年前の今日、マネックス証券は上場しました。ネット証券で初、でした。2000年8月3日のつぶやきに、私はこう書いています

・・・<いよいよ上場>マネックスは明日東証マザーズに上場します。弊社のように不特定の幅広い大勢のお客様に対してサービスを提供し、しかもお客様の大切な金融資産を扱う業務をしている会社は、プライベート・カンパニーよりもパブリック・カンパニーであるべきだと常々考えてきました。このことは、マネックスを設立するためにソニーと話し合っている時から考えていたことであり、この点については設立時にソニーにも同意して頂いていたことです。資本を恒久化して会社に永い命を与えること。公開会社として公衆の監視と牽制を受けること。特定の株主だけでなく、会社の所有を徐々に分散させて、普通の会社になって行くこと。上場すればそれで真の公開会社になれるとは考えていません。上場は本来の意味での公開会社になるためのあくまでも第一歩だと考えています。これからもマネックスを宜しくお願い致します。・・・

うーむ、20年前から私は私、今と同じようなことを云ってます。マネックス証券はマネックスグループに成長し、グローバルに11拠点を持ち、1000人を超える社員と一緒に働き、上場市場も東証一部となりました。でも想いは変わりません。

本来の意味での公開会社とは何か。お客さまからも株主からも、そして社会からも必要とされること。私たちは、まだまだ足りてないことばかりです。もっともっと、とってももっと頑張らないといけない、そしてもっともっと結果を出さねばいけないと、強く思います。

今日はマネックス上場の20年目の記念日ですが、更に前を向いて、邁進してまいります!