このレポートのまとめ
1.ペイパル・ホールディングスの決算は良かった
2.ラム・リサーチの決算は良かった
3.プルラルサイトの決算は良かった
4.スターバックスの決算は良かった
5.ファイザーの決算は良かった
6.マクドナルドの決算は悪かった
7.エマージェント・バイオソリューションズの決算は良かった
■ペイパル・ホールディングス(PYPL) 良かった
ペイパル・ホールディングス(ティッカーシンボル:PYPL)の第2四半期決算は予想を上回りました。
トータル・ペイメント・ボリューム(TPV)は前年比+29%の2,220億ドルでした。
新規アクティブ口座数は2,130万口座でした。
デイリー・アクティブ・ユーザー数は+40%でした。
2020年は7,000万口座を新規に追加すると予想しています。
お店で「タッチレス」の支払いを可能にするシステムを実装することを最優先しています。
ヴェンモは給与のダイレクト振込の普及が進んでいます。
■ラム・リサーチ(LRCX) 良かった
ラム・リサーチ(ティッカーシンボル:LRCX)の第4四半期(6月期)決算は良かったです。
用途別売上高比率は以下の通り:
NAND 45%
DRAM 16%
ファンドリー 29%
ロジック 10%
地域別売上高比率は以下の通り:
中国 34%
韓国 32%
台湾 11%
日本 8%
米国 7%
東南アジア 5%
欧州 3%
営業キャッシュフローは8.13億ドルでした。
グロスマージンは46.1%でした。
■プルラルサイト(PS) 良かった
プルラルサイト(ティッカーシンボル:PS)の第2四半期決算は良かったです。
請求額は8900万ドル、前年同期比+11%でした。
グロスマージンは79%でした。前年同期は77%でした。
営業キャッシュフローは-930万ドルでした。前年同期は-720万ドルでした。
■スターバックス(SBUX) 良かった
スターバックス(ティッカーシンボル:SBUX)の第3四半期(6月期)決算は良かったです。
グローバル既存店売上比較は-40%でした。来店客は-51%、チケット単価は+23%でした。
米州既存店売上比較は-41%でした。来店客は-53%、チケット単価は+27%でした。
海外既存店売上比較は-37%でした。来店客は-44%、チケット単価は+13%でした。
中国既存店売上比較は-19%でした。来店客は-27%、チケット単価は+10%でした。
■ファイザー(PFE) 良かった
ファイザー(ティッカーシンボル:PFE)の第2四半期決算は良かったです。
主力薬の売上高は以下の通り:
エリキュース錠(アピキサバン:心房細動・全身性塞栓症)前年同期比+17%の12.72億ドル
イブランス(パルボシクリブ:転移乳がん)前年同期比+7%の13.49億ドル
プレベナー(肺炎球菌ワクチン)前年同期-5%の11.16億ドル
ゼルヤンツ(トファシチニブ:JAKチロシンキナーゼ阻害薬・リウマチ治療薬)前年同期比+4%の6.35億ドル
リピトール錠(アトルバスタチン:還元酵素阻害剤・高コレステロール)前年同期比+6%の4.31億ドル
新型コロナウイルス向けワクチンの第三相臨床試験は7月27日から開始され、初日は120人が注射を受けました。
この臨床試験の結果、米国食品医薬品局(FDA)がこのワクチンを緊急利用承認(EUA)すれば年末までに1億ドース、2021年末までに13億ドースを出荷できる体制を整えました。
ファイザーのアルバート・ブラーCEOは10月にFDAに対してEUAの申請をする考えがある事、このワクチンはFDAの承認の基準である「感染の50%削減」をクリアできると思うとCNBCで発言しました。
■マクドナルド(MCD) 悪かった
マクドナルド(ティッカーシンボル:MCD)の第2四半期決算発表は一株利益(EPS)が予想を下回りました。
グローバル既存店売上比較は-23.9%でした。
米国既存店売上比較は-8.7%でした。海外は-41%でした。
第2四半期が業績のボトムだと考えています。下半期は2億ドルを宣伝広告費に投入します。
中国の売上の回復はペースが減速しました。
■エマージェント・バイオソリューションズ(EBS) 良かった
エマージェント・バイオソリューションズ(ティッカーシンボル:EBS)の第2四半期決算は予想を軽々上回りました。