このレポートのまとめ
1.テラドック・ヘルスはEPSが落胆させる内容だったが、これは特殊要因による
2.アドバンスト・マイクロ・デバイシズの決算は良かった
3.スリーエムの決算は予想を下回った
4.アルトリア・グループの決算は売上高が予想を下回った
5.ボーイングの決算は悪かった
6.ゼネラル・エレクトリックの決算は悪かった
7.ゼネラルモーターズの決算は悪かった
8.スポティファイ・テクノロジーの決算は悪かった
9.ショッピファイの決算は良かった
■テラドック・ヘルス(TDOC) EPSが落胆させる内容だった
同社の第2四半期決算は一株利益(EPS)が予想-22セントに対し-34セント、売上高が予想2.2億ドルに対し2.41億ドル、売上高成長率は前年同期比+85.0%でした。
一株利益(EPS)のうち-10セント分は5月に転換社債を発行し、2022年に償還を迎える債務の一部を帳消した際の損金です。
部門別売上高は以下の通り:
米国サブスクリプション 1.52億ドル +78%
海外サブスクリプション 3,000億ドル +17%
米国課金問診 3900万ドル +159%
米国ビジットフィー 1,950万ドル +449%
メンバーシップは米国が+92%の5,150万人、ビジットフィー・アクセスが+125%の2,180万人でした。
修正EBITDAは2,630万ドルでした。前年同期は630万ドルでした。
5・6月に新型コロナウイルスの感染拡大が一服した際、サステイナブルな稼働率を窺い知る機会がありましたが、コロナ前に比べて+40%ほど稼働率が上っていることが分かりました。
特に遠隔メンタルヘルス問診が活発でした。
なお第3四半期以降のガイダンスは買収したインタッチヘルス(病院・ヘルスシステム向けサービス)を含みます。
インタッチヘルスの2019年売上高は8,500万ドルでした。同部門は2020年+35%の売上成長を見込んでいます。さらに同部門は2020年下半期売上高6,500万ドルを見込んでいます。
■アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD) 良かった
■スリーエム(MMM) 予想を下回った
セイフティー&工業部門の売上高は前年同期比-6.1%の27億ドルでした。営業マージンは+1.8パーセンテージ・ポイントの23.8%でした。
運輸&電子機器部門の売上高は前年同期比-18.9%の19億ドルでした。営業マージンは-4.4パーセンテージ・ポイントの19.7%でした。
ヘルスケア部門の売上高は前年同期比-12.4%の18億ドルでした。営業マージンは-9.6パーセンテージ・ポイントの16.8%でした。
消費者部門の売上高は前年同期比-5%の12億ドルでした。営業マージンは+2.5パーセンテージ・ポイントの23.2%でした。
第2四半期に比べて第3四半期の売上トレンドは改善しています。7月の売上高は前年同期比で1桁台の下の方で推移しています。改善は全ての部門、全ての地域で見られています。
修正フリー・キャッシュフローは15億ドルでした。
■アルトリア・グループ(MO) 売上高が予想を下回った
マールボロ出荷本数は217.9億本、前年同期比-8.4%でした。
その他プレミアム出荷本数は11.28億本、前年同期比-13.6%でした。
ブラック&マイルド葉巻は4.19億本、前年同期比-1.4%でした。
7月に米国食品医薬品局(FDA)がアイコス(IQOS)とヒートスティックを承認しました。ノースカロライナ州シャーロットの自社ブティックでアイコスの販売を開始しました。8月末までにアトランタ、リッチモンド、シャーロットの700小売拠点で販売を開始する計画です。
四半期配当はこれまでの84セントから86セントに引き上げられました。
■ボーイング(BA) 悪かった
■ゼネラル・エレクトリック(GE) 悪かった
ゼネラル・エレクトリック(ティカーシンボル:GE)の第2四半期決算は悪かったです。
新規受注は138億ドルでした。
■ゼネラルモーターズ(GM) 悪かった
■スポティファイ・テクノロジー(SPOT) 悪かった
スポティファイ・テクノロジー(ティッカーシンボル:SPOT)の第2四半期決算は悪かったです。
■ショッピファイ(SHOP) 良かった
ショッピファイ(ティッカーシンボル:SHOP)の第2四半期決算は良かったです。