このレポートのまとめ
1.キャタピラーは7月31日(金)寄付き前に決算発表する
2.シェブロンは7月31日(金)寄付き前に決算発表する
3.エクソン・モービルは7月31日(金)寄付き前に決算発表する
4.メルクは7月31日(金)寄付き前に決算発表する
■キャタピラー(CAT)
部門別売上高と変化率は下記の通り;
建機 58.7億ドル -27%
リソース産業向け 27.5億ドル -24%
石油・運輸 52.1億ドル -17%
地域別売上高と変化率は下記の通り;
北米 49.8億ドル -24%
南米8.9億ドル -21%
欧州中東アフリカ 24.4億ドル -7%
アジア太平洋 23.3億ドル -27%
■シェブロン(CVX)
4月に発表された同社の第1四半期決算は一株利益(EPS)が予想67セントに対し1.93ドル、売上高が予想304.6億ドルに対し315億ドル、売上高成長率は前年同期比-10.5%でした。
■エクソン・モービル(XOM)
ちなみに5月に発表された同社の第1四半期は一株利益(EPS)が予想6セントに対し53セント、売上高は予想582.5億ドルに対し561.6億ドル、売上高成長率は前年同期比-11.7%でした。なお一株利益(EPS)からは在庫評価損(-67セント分)を除外してあります。
生産高は400万バレル/日でした。これは前年同期比+2%です。
2020年の設備投資額は3割削減し230億ドルとします。
■メルク(MRK)
5月に発表された同社の第1四半期は一株利益(EPS)が予想1.34ドルに対し1.50ドル、売上高が予想114.6億ドルに対し120.6億ドル、売上高成長率は前年同期比+11.5%でした。
キイトルーダ売上高は106.6億ドル、前年同期比+10%でした。
ジャヌビア売上高は32.8億ドル、前年同期比+45%でした。
メルクの薬品は医師の診断により処方されるものが大半であり新型コロナウイルスで問診が後回しになると売上高が減少するリスクがあります。
2020年の一株利益(EPS)は予想5.54ドルに対し新ガイダンス5.17~5.37ドルが、売上高予想486.5億ドルに対し新ガイダンス461~481億ドルが提示されました。