昨年の9月末に21,700円台だった日経平均は今年の1月に24,000円台を一時回復しましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて急速に値を下げ3月中旬には16,000円台半ばまで下落しました。しかし、その後やや持ち直すと3月末には19,000円近くまで戻しています。このような相場展開となった日本市場ですが今回はこうしたなかで外国人が買い増した銘柄を取り上げてみました。
具体的にはTOPIX500採用の3月決算企業を対象に昨年の9月末と今年の3月末を比較して外国人持ち株比率が3ポイント以上上昇した銘柄をピックアップしてみました。例えば野村総合研究所(4307)では昨年の9月末に比べて外国人持ち株比率が7ポイント上昇したほか、日本製鉄(5401)でも6.4ポイント上昇しています。