先月下旬からスタートした3月期決算銘柄の中間決算が今週に入って一段と本格化していますが、昨日は決算発表前半の山場でTOPIX500採用の3月期決算銘柄で70社の企業が決算を発表しました。そこで早速、昨日の決算発表をTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に集計してみました。その結果をみると折り返し地点の中間決算ということもあって業績予想を上方修正する企業が数多くみられ、昨日は下方修正の7社に対し上方修正が約半分に当たる33社にのぼりました。

そしてそのなかにはコンセンサス予想を上回る強気の上方修正もみられます。例えばソニー(6758)が通期の営業利益予想を従来の5000億円から6300億円へとコンセンサス予想を上回る水準まで大幅に上方修正し、一転して過去最高益を更新する見通しとなったほか、東京エレクトロン(8035)でも2160億円としていた営業利益の見通しをコンセンサス予想を上回る2710億円へと引き上げ、こちらも過去最高益を更新する見通しとなっています。